助産学生へ捧ぐ!実習前の準備
こんにちは、Pです。
もうすぐ助産学実習が始まる時期ではないでしょうか。
助産の実習は看護の実習とはまた異なり、診断と分娩介助を行うのでより主体的な行動が求められます。
そんな実習を前に、一体どのような準備をしたら良いのでしょうか。
実習前の準備について、いくつかおすすめをお伝えしていきたいと思います。
それではいってみましょう!
助産学生の実習前の準備
実習前に準備しておくと良いことはこちら▼
- 資料や参考書を用意する
- ノートの準備
- 情報収集リストの作成
- 診断やアセスメントの仕方・レポートの書き方をまとめておく
- 分娩介助の振り返り
- お金の準備
- 食事の準備
- 気分転換の準備
1.資料や参考書を用意する
実習中に記録をするにもケアをするにも、確認するための資料や参考書は欠かせません。
しかし、実習中は忙しく資料や参考書を探したり用意したりしている余裕はなかなかないものです。
そのため、事前に用意しておくことをお勧めします。
資料については、学校のレジュメの中から選んでそれを1つのファイルにしておくと見やすいです。
新生児のケア
分娩期のケア
産褥期のケア
異常時の対応の仕方
助産管理(助産所実習の場合)
▼資料や参考書についてはこちらにまとめています。
▼内容は現役助産師さん向けですが、こちらも参考になるかと思います。
2.ノートの準備
実習中にポケットに忍ばせておくノートのことです。
準備しておくと、実習の合間にささっと確認できるのでとても便利です。
1.資料や参考書を用意するでお伝えした内容のものを縮小コピーしてまとめておくのもおすすめです。
あとは、周産期のアロマ療法(分娩期によく使います。)についてもノートにまとめておくと役立ちます。
▼ノートのまとめ方や内容についてはこちらに詳しく載せています。
3.情報収集リストの作成
実習で対象者を受け持ったときに、いかにスムーズにアセスメントに必要な情報を得られるかが重要になってきます。
そのような時に役立つのが、情報収集リスト!
事前に情報収集しておいた方が良いポイントをフォーマットにまとめておくことで、原本をコピーしながら繰り返し使うことができます。
また、直接書き込めるように余白をつけたりしておくととても使いやすいです。
資料も一緒に載せておくと、情報収集しながらアセスメントもできるという素敵さ。
▼詳しくはこちらへどうぞ(情報収集リストの具体的内容)
4.診断やアセスメントの仕方・レポートの書き方をまとめておく
実習の忙しい合間をぬって進めなければならないのが記録。
記録が溜まっていくと記憶も曖昧になるので、できるだけタイムリーに進めていきたいものです。
そのためにも、「このように考えて書いていけばある程度できる。」という基準となる資料を揃えておくと良いでしょう。
授業でやった診断の仕方やアセスメントの仕方の資料をまとめておくと便利です。
また、レポートも書くので、基本的な書き方についても揃えておくと安心です。
5.分娩介助の振り返り
実習前に分娩介助の実技テストがあったと思います。それを振り返っておきましょう。
資料の振り返りはもちろん、実際の動きを繰り返し練習しておくのがおすすめです。体に染み込ませておくと、本番で意外に動けたりするものです。
学校で練習できるのであれば、分娩セットを準備してみたり、同級生と分娩介助の練習をしたりしてみましょう。
6.お金の準備
実習中はいつお産があるかわからないので、アルバイトができません。
しかし、食事や娯楽費などにお金がかかってきます。
自分を癒すためにもお金は必要です。(おやつとか食べたいですよね。)
そのため、ある程度のお金を用意しておくと実習中にお金の心配をする機会が減ります。
自分がどれくらいの金額があれば心配なさそうか一度考えてみて、ある程度のお金を用意しておくと良いでしょう。
▼お金に関する記事についてはこちらもどうぞ
7.食事の準備
「腹が減っては戦はできぬ」とはまさに言葉の通り。
助産の実習は深夜にあることもあるし、分娩時間によっては長時間に及ぶことも。
そんな時でも食事が取れるような工夫をしておきましょう。
- レトルト食品を用意しておく(ご飯やカレーなど)
- シリアル系の食事を用意しておく
- 野菜や下味をつけた肉類を切って冷凍しておく(温めるだけにしておく)
- 冷凍食品を用意(麺類も少しあると変化があって食欲出ます。)
- 水やジュースのペットボトルを箱買いしておく(実習にそれを持っていくだけ。しかも箱買いの方が安い。)
- 眠気覚ましの用意(コーヒーや栄養ドリンク)
- おやつ(記録しているとお腹空きます。)
特に野菜やタンパク質が不足しがちで、実習中に体調が悪くなったり元気が出なくなることも多いので気をつけましょう。
あとは自分の好物を用意して気分を上げていきましょう(^^)
Pはチョコパイが好きです。笑
8.気分転換の準備
これはとても大事です。
実習中は忙しく、体力的にも精神的にも削られてメンタルが落ちやすいです。
適宜気分転換しないとやってられません。
なので意識的に気分転換するようにしましょう。
そのために必要なグッズがあれば、用意しておくといつでも気分転換できます。(入浴剤やアイマスク、アロマなど。)
自分が何をしたら癒されるのか、一度考えてみてくださいね。
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さいごに
いかがだったでしょうか。
具体的にどんな準備をしたら良いのかイメージしておいて、余裕を持って準備しておくと少し落ち着いて実習が迎えられます。
あとは始まってから色々試したり、アドバイスをもらいながらやっていけばOK。実習に行くだけでも偉いと思います。
ある程度準備したら、あとはなるようになると信じて気楽に構えていきましょう。実習前に疲れてしまいます。(Pは心配しすぎて実習前に疲れるタイプでした。笑)
実習を終えると助産師になるために一歩を大きく踏み出せたような感じがして、自分に自信が持てます。そして、実際に助産師になったときもその経験が活かせると思います。
少しでも楽しい実習になるように、応援しています(^^)
今回も最後まで見てくださってありがとうございました。