看護学生・助産学生のメンタルの保ち方
こんにちは、Pです。
今回は看護学生・助産学生のメンタルの保ち方についてお伝えしていきたいと思います。
暑くなってきて、体調もメンタルも不安定になってきそうな今日この頃。(Pは暑いのが苦手です。)
そんな中追い討ちをかけてくる授業、たくさんの課題、実習(泊まり込み実習)、研究…。
メンタルが崩壊しそうな場面はたくさんあります。笑
Pも大学・大学院と、今まで何度も心折れてきました。
そんな中、メンタルを保とうとP自身工夫してきて効果があったことがあります。
それをご紹介していきたいと思います。参考になれば幸いです。
それではいってみましょう!
気持ちが落ち込みがちな場面を知ろう
看護学生・助産学生の気分が落ち込みやすい例を挙げます。
なぜ例を上げるかというと、傾向を知っていると対策しやすいからです。
大きく分けると上記のような場面があります。
これを基にどのようにメンタルを保っていくか方法をあげていきます。
場面別のメンタルの保ち方
では、場面別にメンタルの保ち方の方法を見ていきましょう。
1.授業が忙しい
看護学生・助産学生は授業が朝〜夕方まである場合が多いです。(2年生の大学院だと空きコマがあったりしますが…。)
1日中授業があるともちろん疲れます。そして全てが座学なわけではなく実技もあるので、着替えたり体力を使う場面も多いです。
これを繰り返していると、頭がパンクしそうになります。また、自由時間の少なさにストレスも溜まるでしょう。
- 落ち着ける席に座る
- 好きな間食や飲み物を用意しておく
- 体温調節できる服装で快適に過ごす
- 机周りは整理整頓する
- 資料は見やすいようにその場でファイリングする
- お気に入りの自分でいる(服装・メイク・アクセサリーなど)
- 気分転換アイテムを上手に使う(ハンドクリーム・アロマなど)
自分の身なりが綺麗だと気分が上がるので、授業だけの日もお気に入りのメイクや服装で可愛い自分でいるのはおすすめです。笑
朝早くてメイクの時間が取れない場合は眉ティントやまつげパーマもおすすめです(^^)
あとは授業以外の時間で資料をまとめたり探したりする時間を減らすために、授業中に資料整理をしてしまうのが良いです。(おすすめは穴あけパンチしてファイリングし、日付のシールを貼る)
整理しておくだけで授業の憂鬱さとストレスが大分減ります。
2.課題が多い
看護学生・助産学生になって驚くことの一つが課題の多さだと思います。
学校以外の時間も課題に割かなければならないのは、自分の裁量次第で自由時間も減るのでメンタルへの影響が大きいです。
- 課題の数や期限を可視化する(課題が出たらその場で手帳にリスト化して記入し、期限日に課題名を書くのがおすすめ。)
- 後回しにしない(どんどん溜まっていきます。)
- 放課後、学校でできるところまでやってしまう(学校でやると教科書を持って帰らなくて良いし資料も豊富。集中できる。)
- グループ課題は早めに役割分担とカンファレンスの日時設定をしてしまう(進行の目安を決めないと進みません。)
- わかりやすい方法を探し出す(わからないから辛いことも多い。)
- ある程度頑張ったら、あとは単位が取れる範囲でOK(気楽にいこう。)
課題が多くてメンタルが崩れる場合のパターンとして、自分が課題の数や内容をコントロールできずに手に負えなくなるパターンが多いです。
つまり、課題の全体を把握して「わからない」を減らしてできるようになっていけばある程度こなせるようになります。
あとは「単位が取れればOK」という気楽さも大切です。完璧主義すぎても4年間の課題の多さを乗り切れません。
課題の大半を占めるであろうレポートについてはよかったらこちらもどうぞ(^^)
3.実習が忙しい
メンタルが一番落ち込むのは実習!といっても過言ではない気がします。
慣れない環境、アセスメントと計画(ときに資料)を個別性に合わせて早く仕上げなければならない、指導者や先生との人間関係、グループの子との相性、睡眠不足、体力の消耗など…。(あげたらキリがない。)
- 気分転換は意識的にする
- 先生を頼る(質問する・おすすめの文献を教えてもらう・アセスメントや計画で行き詰まっているところを見てもらう・自分の悩みや困っていることを伝える)←これらは躊躇わず頼りましょう。
- 指導者や先生のパターンを知る(熱心なタイプ・理不尽なタイプ・穏やかなタイプなど)←熱心・理不尽なタイプは注意。他に頼れる先生などがいれば相談しましょう。また、熱心・理不尽タイプの好みを知るとやりやすい場合も(大事にしている看護観は何かなど。)
- グループの子との揉め事も遠慮なく先生に相談する(学生だけで抱えることではない。)
- 睡眠不足には短時間でもスッキリする寝方を試してみる(レム・ノンレム睡眠を活かす)←Pは1時間半単位で寝る方法が効果的でした。1時間半、3時間、4時間半など。
- 実習以外で体力が消耗しないように気をつける(荷物を重くしすぎない・なるべく楽なルートで実習先に行く・間食やご褒美を持っていくなど)
- 心許せる人に話を聞いてもらう(場所や個人情報には注意)
- 食事を充実させる(好きなものを食べましょう。食べ過ぎや肌荒れしそうなものは注意。)
- こんな時こそ美容を意識する(お気に入りのパックやトリートメント、むくみ対策、美容液など)←実習で他人を労ったので、自分も労わりましょう。自分も大事にすると心に余裕が出ます。
自主性を求められることが多い実習ですが、なれない環境や場面でいきなり自分で色々なことはできません。
自主的に自分で取り組む気持ちは持ちつつ、「頼って良い」ということを頭に入れておきましょう。
わからないことは、「何がわからないのか」を少し具体的にして伝えるとアドバイスをもらいやすいです。
辛いことも、「何が辛いのか」を少し具体的にして伝えましょう。
記録や計画は完璧でなくて良いです。先生や指導者に色々突っ込まれますができるところまでで良いのでやって、あとはアドバイスを参考にして修正すれば大丈夫。
大事なのは現場に行く事。実習は期間が限られていると思って、楽しんでやるくらいの気持ちで行きたいですね。
Pは実習先のコーヒー(地元では見慣れない自動販売機やカフェ・商品がある場合がある)を楽しみにして自分へのご褒美にしていました。
そして気分転換は意識的にしてください。意識しないと実習に一生懸命になっていて自分の心のケアを忘れがちになってしまいます。
▼こちらの記事もお役に立てると思うのでよかったらご覧ください。
4.研究が憂鬱
個人的に一番メンタルが落ち込んだのが、研究に取り組んでいるときです。
苦手意識が強く、研究をしたくて入学したわけではなかったからだと思います。(資格を取るのに必要なのは頭ではわかっていましたが…。)
- 自分が興味のある内容の研究をする
- 性格的に自分と相性の良い指導教員を選ぶ(研究内容が優先はされますが、その次に大事にしてほしい…。)
- 研究の仕方を理解する(理解できれば多少楽しくなります。)
- 資料を綺麗にファイリングする(整理整頓できず情報をコントロールできなくなってくると、メンタルに影響出てきます。)
- 美容に力を入れる(メイクや髪型など。できる自分を外見から演じるとそんな気がしてきます。笑)
- ご褒美を用意する(ここまで達成できたら〇〇をする、など。)
一番効果があったのは、研究の仕方を理解したことです。わからない中進めないといけないというのはとてもメンタルが落ち込みます。
理解するのにもメンタルが落ち込みますが、わからないときより全然良いですしメンタルは安定しやすいです。
5.人間関係(日頃のグループ、グループ課題、実習グループ、先生、指導者など)
看護・助産の世界は人と関わることは避けて通れないので、ここは上手にメンタルを保っていきたいところです。
しかもグループワークや実習メンバーなどグループでの活動も多く、人間関係で色々あるのはしょうがないですね…。上手に乗り切りたいところ。
また、先生や実習指導者など目上の方との関わりも多く、コミュニケーションが難しいこともたくさんあります。
- 日頃のグループは、本当に心許せる人が1人でもいれば良い。
- グループだからって無理に仲良くしなくて良い(学校以外でどこかに出かけなくても良い。)
- 先生と生徒という関係は常に意識して礼儀を忘れない(接する時間が長いと親しくなりやすいですが、礼儀を心がけていた方が関係は上手くいきます。)
- 性格が合わない人とは最低限の関わりで良い(距離を縮めようとしたり無理に親しくしようとしなくて良い。)
- 目上の人でも理不尽には対抗して良い(適切な方法で対処しましょう。例えば先生や指導者の方から理不尽なことを言われたりされて、それが学業に影響するなら第三者へ相談するなど。)
- 人のペースに合わせたあとは、自分のペースに合わせてあげる(自分を労わりましょう。)
人との適度な距離感・自分にとって心地よい距離感を意識していくと、とても気持ちが楽になります(^^)
かつてはPもみんなと仲良くすることが一番良いと思っていましたが、見事に疲弊しました。笑
「人間関係はその時によって変わり行くもので、くっついたり離れたりするんだなぁ。」くらいの方が上手くいきます。
また、「親しき中にも礼儀あり」を忘れないようにするとさらに良いでしょう。
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回は看護学生・助産学生のメンタルの保ち方についてお伝えしました。
少しの意識だけでも、変わってくると思います(^^)ぜひお試しください。
最後まで見てくださってありがとうございます。
ぜひまた来てくださいね。