はじめに
こんにちは、Pです。
以前、看護師・助産師の方向けのお金の話をお伝えさせていただきました。
就職してからお金に関して気をつけることが増えるのはもちろんですが、
学生時代もお金のことで色々こうしておけば良かったと思うことがたくさんありました。
また、お金に関する話も周りからたくさん聞いてきました。
そのため、今回は学生の方向けのお金の話をしたいと思います。
それではいってみましょう!
看護学生・助産学生のお金の話
学生時代のお金の悩み
- 学校が忙しくてたくさんアルバイトに入れない
- 学校生活に合ったバイト先を見つけるのが難しい
- プライベート以外にも、実習や課外授業でお金がかかる
など色々あるのではないでしょうか。
学業とアルバイトとの両立
特に、学校生活とアルバイトとの両立が難しいと悩む方は多いと思います。
平日は朝〜夕方まで授業が入っているし、課題も多くあります。
グループ課題もあるため、放課後に集まって課題をやるということも多々あります。
平日にアルバイトに入るには、体力と気力と時間管理も必要です。
実習中はもっとアルバイトに入ることが難しいでしょう。
ここで、いくつか案を出していきます。
- 深夜・早朝から働けるアルバイトにする(居酒屋・カフェなど)
- 土日限定でアルバイトに入る
- 派遣サイトに登録しておく
- 看護・助産学生の先輩にバイトを紹介してもらう
- 期間限定のバイトをする
上記はいずれも時間の融通が利きやすい利点があります。
派遣バイトは日程が空いている日に単発で入れることもできるので、自分のスケジュールを優先してアルバイトができます。
看護師免許を持っている助産学生さんは看護師の派遣サイト登録もおすすめです。
また、先輩に紹介してもらう場合は看護学生や助産学生の学校の忙しさや実習の状況をわかってくれている場合が多いので、学校に合わせたスケジュール管理がしやすい傾向があります。
期間の限定バイトなどは稼ぎやすくて時給も良いので、夏休みや春休みに活用すると良いでしょう。
アルバイトにも学校生活にも必要な体力・気力・時間管理
忙しい学校生活を乗り切るにも、合間にアルバイトをするにも、体力・気力・時間管理が必要です。
これらを身につけておくと、社会人になってからもとても役立ちます。
体力
これは、忙しい普段の生活の中で鍛えることはできると思います。
そのため、どちらかというと温存することが大切です。
日々の行動を工夫していきましょう。
- 通学時の荷物は最小限にする(タブレットやオンラインストレージを活用)→重い荷物は体力とメンタルを削ります。
- 栄養のある食事を取る
- 動線をしっかりと考える(自宅−学校−バイト先の動線を整える)
- 睡眠をしっかりと取る(削ると逆にパフォーマンスが下がります)
食事に関してはこちらもどうぞ▼
気力
精神面も非常に大切です。
気力は大切ですが、ここでは気力を出しすぎない環境を整えておくことが重要ポイントです。
やってやるぞー!という気力が2割くらい、そんなに気を張らなくても頑張れそうという状況を5割、気持ちを緩めるのを3割くらいが良いのではないかと思います。
忙しい学業の合間にアルバイトをするというハードルを下げておいてあげないと、継続は難しいです。
そのため、通いやすく自分に合っている好きな仕事をなるべく探しましょう。
そんなの中々ないと思っても、探したりやってみたりすると意外にあります。
試してみて、合わなかったら違うことをしてみるなど、軌道修正していけば良いのです。
また、気持ちを緩めることも大切です。
忙しい学校生活だけでも気が張ることが多いので、適度に緩めていきましょう。
こちらも良かったらどうぞ▼
時間管理
時間管理、スケジュール管理は多くの課題(学業・課題・実習・バイト等)をこなすのに重要です。
こちらの記事でもおすすめしていますが、学生の方のスケジュール管理に手帳をおすすめしています。
- 大量に課題が出るので、締め切りが被っている、今月に何個あるなどの把握には、開けば一覧でわかる手帳がわかりやすい。
- すぐに出せるようにしておけば、授業中に先生が急に課題を出してきてもメモできる。
- 開く度に現状把握もできるので、「そろそろあの課題にも手をつけないといけないな…。」など管理しやすくなる。
- 学業とバイトのバランスが一目でわかりやすく管理しやすい。
もちろん、タブレットのスケジュール管理アプリ等の活用も良いと思いますが、手帳と併用することをおすすめします。
そして、一番重要なのが自分のキャパシティをよく認識しておくことです。
人によってキャパシティは異なりますが、看護学生・助産学生はただでさえ忙しく、学業だけでも自分のキャパシティを超えがちです。
お金も大切ですが、一番大切なのは無事に学校を卒業して国家試験に合格すること(目標)です。
そのため、その目標をメインとして時間を管理して、影響がない程度にアルバイトを組む方がバランスが取れて全てが崩れてしまう可能性も低くなるでしょう。
何が優先か常に考え行動することは、仕事にも活かされていきます。
学生時代にお金がかかったこと
学生時代に、ここにお金がかかるとわかっていたら準備できたのに…。
ということが色々ありました。
- 実習中の娯楽費
- 再試代
- 春休みや夏休みなど長期休みの娯楽費
- 卒業旅行などの卒業後行事(一番お金かかる)
実習中はいつもの授業より疲労感が強くなるので、娯楽に費やすお金が増える気がします。
Pは主に、息抜きのカフェや食事、癒しグッズ(入浴剤やアロマなど)に費やしていました。実習中はバイトができないことが多いので、収入が途絶える分お金がかかるなぁと思うことが多かったです。
実習中の娯楽費のための金銭確保は大事だなと思いました。
また、再試についてはない人の方が少ないのである程度確保しておきましょう。笑
長期休みは学校がない分出費が増えますが、バイトができる時間も増えるのであまり心配はしなくても良いでしょう。しかし、お給料が入るまで時差があるので、出費が増えることは覚えておきましょう。
そして、卒業後の行事が一番お金がかかります。
特に卒業旅行。しかも卒業旅行前には国家試験というメインイベントがあるので、アルバイトは難しいでしょう。
そのため、早めのうちから予算を確保しておくことが必要です。
目標を決めてお金を確保しておく
【学生時代にお金がかかったこと】の項目でもお伝えしましたが、今後お金がかかりそうなことを予測しておいて、お金を確保しておくと良いでしょう。
できれば、2種類の貯金をおすすめします。
一つ目は、使う予定のあるお金。
二つ目は、使う予定のないお金。
この2種類があると良いでしょう。
使う予定のあるお金はわかるけど、使う予定のないお金ってどういうこと?と思うと思います。
これは、【学生時代には使わないお金】ということです。
少額でも良いのでこれをしておくと、将来資産(株式や債券)を買うための元手になったり、心身の体調不良等で仕事を辞めたくなった時の支えになります。
若いうちは、自己投資にお金をかけるのはとても大切だと思いますし、個人の価値観にもよるので絶対すべきというわけではありません。
しかし、こういう考え方もあるということを知っているのと知らないのでは、社会人になったときのお金の扱い方や余裕に違いが出るでしょう。
さいごに
いかがだったでしょうか。
ポイントは、学業との両立だと思います。
お金は学生時代を楽しむため、未来の自由のための引換券のようなものだと思います。
囚われすぎてもいけないけど、全く考えないのも後々困ります。
自分にあった方法でお金と付き合っていけたら良いですね。
今回も最後まで見てくださってありがとうございました。
ぜひまた来てくださいね(^^)