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看護師・助産師の同期と自分を比べてしまうときの対処法
こんにちは、Pです。今回は、
【同期と自分を比べてしまうときの対処法】
についてお伝えしていきたいと思います。
特に、入職したばかりの頃や経験年数を少し重ねてきた頃(5〜10年)に、
同期である自分と同じ経験年数や近い年齢の人と比べてしまうことがあるのでは無いかと経験上思います。
比べるのは悪いことばかりでは無いですが、
「自分の方が劣っているのでは」
「焦ってしまう」
「どうして自分は…。」
などといった気持ちになることも多いです。
今回は、「劣等感を抱いた場合」に着目して、
どのように対処していけば良いのか具体的なプランをお伝えしていきたいと思います。
看護師・助産師の同期と自分を比べてしまうときの対処法
何を比べてしまうのか
同期と比べてしまうときに、何を比べてしまいやすいのでしょうか。
例を10個あげます。
- 経験値
- 知識量
- 学歴
- 収入
- 仕事に対する意欲
- 人間関係
- 忙しさ
- 容姿
- プライベートの充実度
- お金の使い方・貯金額
これらは大まかに「キャリア(仕事)」についてと「プライベート」に分けることができます。
キャリアに関すること
- 経験値
- 知識量
- 学歴
- 収入
- 仕事に対する意欲
プライベートに関すること
- 人間関係
- 容姿
- プライベートの充実度
- 貯金
それぞれ詳しく見ていきましょう。
キャリアについて比べてしまうときの対処法
- 経験値
- 知識量
- 学歴
- 収入
- 仕事に対する意欲
それぞれの対処法を見ていきましょう
経験値
▼同期と比べてしまう経験値の対処法はこちら
- 自分の経験値を経年表にまとめてみる
- 自分のペースに着目して考えてみる
- ラダーを参考にしてみる
- 環境(診療科や忙しさ、人員など)の背景も踏まえて考える
大切なことは、
- 経験必須項目をクリアできているか
- 自分の環境を踏まえて自分のペースで進めているか
- 自分の将来像に向けて目標とするペースで経験が積めているのか
これらを満たしていれば、さほど焦る必要は無いかと思います。
環境要因で上記が難しい場合は、異動希望や転職も視野に入れて良いかもしれません。
知識量
▼同期と比べてしまう知識量の対処法はこちら
- 自分の知識量における業務への影響を振り返る
- 業務において良くあるケアに対して根拠を持って説明できるか考えてみる
- わからないことは都度調べてまとめる癖をつける
知識は経験に直結するところがあります。
知識があれば経験に活かせますし、経験は知識になります。
上記の対処法を積み重ねていくことで自信になっていきます。
学歴
▼同期と学歴を比較してしまう良くある場面はこちら
- 収入に差があるとき(専門卒・大卒等で給与差を設けているところも多い)
- キャリアへの影響(昇進、管理職の条件として一定の学歴を考慮している場合もある)
- 選択肢の多さに違いを感じたとき(昇進、働ける場所の多さなど)
Pが今まで聞いたことのある例として
など。
それぞれの学歴にメリット・デメリットはあります。
一概にどれがベストであるとは言えないですし、その学歴を選択した背景もひとそれぞれです。
大切なのは、自分がこの先どのような道を歩みたいと考えていてそのために今何をすべきか考え行動することだと思います。
▼同期と比べてしまう学歴の対処法はこちら
- 自分の現状を考察した上で将来像を設定する→その上で今自分がすべきことをリスト化する
- 資格を取得する(自分の将来像に必要な資格や専門分野の資格)
- 進学する
何かを得る(資格や進学等)だけが対処法ではなく、
自分の将来像に向かっていくために何が必要なのかを考えることに意味があります。
収入
▼同期と比べてしまう収入の対処法はこちら
★手元に残るお金を残したいのか、収入をあげたいのか考える
【収入をあげたい場合】
【手元に残るお金を残したい場合】
まず初めに、★手元に残るお金を残したいのか、収入をあげたいのかを考える必要があります。
それによって、対処法が異なるからです。
また、副業に関してはOKな職場NGな職場があるため、就業規則をよく確認することをおすすめします。
仕事に対する意欲
▼同期と比べてしまう仕事に対する意欲の対処法はこちら
- 自分の心と体が疲れすぎていないか観察する。
→Pの経験ですが、自分が満たされていないと他のことに意欲がわかない傾向があります。
- 自分の興味ある分野を考える
- 異動届を出す
- 専門分野の資格を取る
- 興味のある分野が経験できる職場へ転職する
仕事に対する意欲は、何もしないでずっと保てるものではありません。
また、保ち続けなくても良いものです。
しかし、意欲が無い状態が辛いと感じるのであれば上記の方法を試しても良いかと思います。
自分の興味ある分野がわからない場合は、派遣で試してみるのも良いかもしれません。
プライベートについて比べてしまうときの対処法
- 人間関係
- 容姿
- プライベートの充実度
- お金の使い方・貯金額
それぞれ見ていきましょう。
人間関係
これは、もう悩みの種No. 1と言っても過言でもありません。
同期に比べて、職場の人とうまく付き合えない…。
このように思ってしまうのは、仕方がないことかと思います。
そもそもその職場の雰囲気(忙しさや診療科独特の雰囲気など)があっていないと、人間関係も難しいのではないかと思います。
その職場の雰囲気にあっている人が長くそこで働いていたりするので、そこに自分を合わせようと努力しようとしていることが素晴らしいと思います。
- 時間が解決することもあると知る
- 挨拶を積極的に行う
- 信頼を得ていく(期限を守る、約束を守る、悪口を言わない、など。)
- 異動する(診療科を変える)
- 転職する
多少の時間が経っても解決しない場合は、思い切って環境を変えてみるのも手です。
他者は変えることがほぼ不可能なので、その人が異動したり性格が変わることを願うよりも、
自分が変わる方が悩みが解決することが多いです。
容姿
働いていると、容姿って自分の好きにできないことが多いですよね。
髪の毛はショートでない限り縛っていないと不潔になるし、
防護服を着る時は前髪なんて概念は無くなり、アクセサリーは基本禁止です。
つまり、素に近い状態にならざる終えないのですが、そうすると上手に素の状態を活かせる人との差が気になってくるのです。
また、診療科によって髪色やメイクなど制限が緩いところもあります。
同期と容姿を比べてしまう理由として、
同じ時期に同じような条件で入職したのに、自分の所属は容姿の制限が厳しかったり疲れ切っていて容姿に気にかけられない状態(自由度の低さ・容姿を気にかける気力がない状態)であることが多いかとおもます。
- 容姿において、仕事上守らなければならない範囲を確認する
→髪色・髪型・メイクなど
- 制限の中でできることを考える(規定の明るさまでなら髪色を変えられる・健康的に見えるメイクならOKなど)
- 疲れを取る
制限の中でできることを考えると素の容姿がアップして、自分に自信が持てるようになり楽しくなります。
プライベートの充実度
このようなことが気になることありませんか?
- 同期は休日を使って旅行にたくさん行っている
- 同期は休日にいつも出掛けていて楽しそう
- 同期はいつも仕事終わりも充実している(食事や習い事など)
- 同期はいつも積極的に人と関わっている
これらが気になるときは…
「人それぞれなので全く気にしなくて良い。」
と自分に言い聞かせてください。
Pも昔はすごく気になっていました。
同期のアクティブで楽しそうな様子を見ていると、羨ましく思えるんですよね。
でも、そんなことは気にしなくて良いことだったと今なら思います。
だって、いくら同期でも状況が異なることが多いですし、それに伴う気持ちも違うことは当たり前です。
▼同期と違うこと(例)
- 忙しさ
- 課題の多さ
- 休みの取れやすさ
- 休日にしたいこと
- 仕事終わりにし
- 仕事終わりにやりたいこと
- 自分がどのような状態であることが充実していると感じるのか考えてみる
- 一度、羨ましいと感じる同期の真似をしてみる
- 他人と価値観を合わせる必要はないことを知る
お金の使い方・貯金額
これは、「キャリアについて比べてしまう時の対処法」にもある
収入の部分とも重なってきます。
同期=自分と状況が似ている からこそ、貯金の状況も気になりますよね。
同期とお金の話になると、Pもよく気にしていました。
▼気になること
- 何にお金を使っているか
- 月の支出
- 貯金額
つまり、お金の話題を通して金銭的余裕(自由度)とプライベートの充実度を比べてしまうことが多いです。
- 金銭的に自分がどのような状態が理想か考える
→目標貯金額・月に使える余裕資金・固定費・変動費など
- キャリアプランとプライベートプランを考える
さいごに
いかがでしたでしょうか。
同期と自分を比べてしまうときの対処法についてお伝えしました。
冒頭でもお伝えしましたが、同期と比べてしまうときというのは悪いことだけではありません。
自分を見つめ直して、成長するための大事な過程でもあります。
そのことに気づいて自分らしく対処できたら、
もっと看護・助産に携わる自分を楽しめるのではないでしょうか。
そのお手伝いができたら幸いです。
今回も最後まで見てくださってありがとうございました(^^)