母性の実習に役立つ!ケアを計画するときのコツ
こんにちは、Pです。
今回はケアを計画するときのコツについてお伝えしたいと思います。
計画の仕方は学校や施設、先生によって異なります。
主軸は自分の環境に合わせて(学校の授業など)考えていただき、参考のひとつとしてみていただけると幸いです。
それではいってみましょう!
ケアを計画するときのコツ
①アセスメントで問題点を明確にしていく
②問題点の中から、優先順位を考える
③看護問題・助産診断から具体策のモデルを探す
④長期目標と短期目標を考える
⑤ケア計画に個別性を加えていく
ひとつずつ見ていきましょう。
①アセスメントで問題点を明確にしていく
アセスメントがしっかりされてこその計画です。
アセスメントが丁寧にされているかで、計画の質がかなり変わります。
まずはしっかりと問題点を明確にしていきましょう。
アセスメントについては、こちらに詳しく書いています。
②問題点の中から、優先順位を考える
対象者の訴えや現状、ニードの指標などを活用し、この人にとって優先されるべき問題は何か考えていきます。
この考える過程において、問題の要因を考えると思います。
それらも書き出しておくと良いでしょう。
なぜなら、それらが短期目標のヒントになり、その先の長期目標に行くまでの大事な指標となるからです。
③看護問題・助産診断から具体策のモデルを探す
看護問題や助産診断から、具体的なケア計画のモデルを探します。
授業資料や参考書などを見て、まずは一般的な具体策を書き出します。
④長期目標と短期目標を考える
②で書き出しておいたもの、③のモデル、アセスメントの内容を参考に、短期目標と長期目標を考えていきます。
これらは、具体的な日付も考慮し考えていきます。
また、評価しやすいような表現にしておくこともポイントです。
このポイントが抜けていると、目標が抽象的過ぎたり評価がしづらくなります。
○○の症状がなく○○(手技など)ができる
○○という発言がある
〇〇(検査データ)が〇〇(正常値)になる
各短期目標が達成されていくことで長期目標が達成できることをイメージして考えていきます。
これらは、具体例を参考にするとともに、症状の機序などや対象者の特徴もしっかり頭に入れておく必要があります。
⑤ケア計画に個別性を加えていく
一般的な具体策を書き出せたら、そこから対象者の特徴に沿ってケアを選択していきます。
選択したケアを、対象者の個別性に沿った目標や方法に直したり、ケアを加えたりしていきます。
個別性に基づいた表現やケアが求められてきますが、
これらは対象者が理解しやすい方法や手段(道具・場所・環境・時間など)、
実施しやすい方法(生活の中に組み込むなど)を考えて組み込んでいくと良いでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
計画は、ポイントを意識して進めていかないと、
ゴール(目標)が曖昧になりやすく実施が難しいものばかりになりがちです。
お伝えしたポイントがお役に立てると幸いです。
一緒に頑張っていきましょう!
今回も最後までみてくださってありがとうございました(^^)
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