目次
はじめに
こんにちは、Pです。
3月も半分ほど過ぎ、もうすぐ4月になりますね。
新年度になり、新人看護師・助産師としての初めての勤務が始まりますね。
1年目の年は、全てのことが初めてで、戸惑うことも多いと思います。
経験を積んだ今、1年目の時のことを振り返ってみると
「もっとこうしておけば良かったな。」と思うことが多くあったので
今回1年目看護師・助産師がやっておくと良いことについてお伝えしたいと思います。
それではいってみましょう!
準備するもの
入職前
入職前の手続きや書類の配布があります。
これらは最低限用意してあると良いです。
メモ帳
携帯はその場で出せないことが多いです。
また、1冊に就職先のことをまとめておくと情報を管理しやすいです。
3色ボールペン
入職前は3色ボールペンでなくても良いのですが、入職後も使えるので3色のものをおすすめします。
働いている中で、赤色や青色指定で手書きしないといけない書類もある場合があるからです。
ファイル
書類は始めから時系列でしっかりと管理していくことをおすすめします。
適当にまとめておくと
ということが必ず起こってきます。笑
結構な量の資料をもらうことが多いです。
お給料のことや、規約についてなど大事な書類もあるので、しっかりと保管していきましょう。
いつか仕事を辞めたくなったときにも必要です。(1年目の方になんてことを…。ごめんなさいね。でも自分の身を守るために必要なので。)
入職後
電卓
研修がたくさん始まります。
点滴の滴下数など計算することも。滴下数計算用の電卓もあるみたいですね。
ハサミ
ハサミは必ず使用します。
そして、看護職専用のハサミを使用することがおすすめです。
- 刃先が保護されていて、包帯やネームバンドなど皮膚の近くを切るときでも安全に使用できる。
- ポッケにも穴があきにくい。
- テープなどを切ってもくっつかずベタベタしないようにできている。
通常のハサミよりか値段はしますが、1度買えばずっと使えます。
聴診器
これも必ず使います。
学生時代に使用していたもので十分です。
配属先決定後
診療科に合わせた看護グッズ
これは診療科によって様々なので、先輩たちの様子を見たり、働く中で徐々に揃えていきましょう。
例)産科の場合
- タイマー
分娩誘発剤の使用時などに、30分単位などで点滴を調整するため。
しかも他の患者さんも何人か受け持ちしながら行うこともあるため、忘れ防止のために使用。
その他麻酔分娩時やモニター装着時にも使用できる。
配属先決定後に徐々に進めておくこと
疾患の勉強
初めは病棟の雰囲気に慣れたり、日々の業務だけでも最初は大変だと思います。
しかし、これは後回しにしないことをおすすめします。
毎日多くの患者さんと情報が入ってくるので、
「調べないといけないな。」と思ったことをリスト化しておくだけでも良いので毎日やったほうが良いです。
そして、時間ができたら勉強していきましょう。
できればノートにまとめていくと、成長が早いし、未来の自分が助かります。
なぜかというと、繰り返さないと覚えることは難しいので、
ということも頻繁にあります。
そして何より突然課題が出ることも多いです。
なんてこともあります。本当の話です。笑
少しづつで良いので、知識をあいまいにせずにやっておきましょう。
指導案の作成
患者さんやご家族に説明(指導)を行うケアの場合は、指導案を作成します。
特に、産科では指導案を作ることが多いです。
- 母親学級
- 沐浴指導
- 退院指導
- (母児)同室指導
特に退院指導はボリュームが多いです。
産後の体についてや家族計画、育児、新生児の特徴や注意点、退院後の環境についてなど盛りだくさんです。
先輩の指導を見学したら、その度に進めておきましょう。
事例検討の準備
1年目の終わりごろに、自分の看護を振り返るために実施することが多いです。
これは早くて夏〜秋ごろから始まることが多いのですが、準備しておくと考えがまとめやすいです。
- 自分が多く関わった患者さんをリスト化しておく(個人情報注意)
- 自分が看護で悩んだことをまとめておく
- 自分が解決できた事、方法をまとめておく
早めの準備としては、このくらいでも良いと思います。
あとは本格的に始まったら、先輩と事例を決めて細かく取り組んで行きます。
気持ちを保つためにやっておくこと
自分に合った休息とリラックスの方法を探しておく
看護師・助産師1年目は慣れない環境や人間関係・忙しい業務などでより心も体も疲れやすいと思います。
頑張ることも大切ですが、頑張りすぎること、緊張状態が続いたままなのは良くないです。
意識的に休息をとって、リラックスするように心がけましょう。
仕事をしているときの気分転換にも使えます▼
信頼できる同期を見つける
要は相談相手を見つけておくということです。
ここで同期をおすすめしたのは、
同じ環境に置かれている者同士にしか分かり合えないことがあるからです。
自分の状況をわかってくれる相手と話をするだけでも、ストレスが減ったり仕事へのモチベーションが上がったりします。
ぜひ、同期は大切にしてください。
でも、気の合わない同期と無理に仲良くする必要はありません。笑
辞めたくなったときに備えておく
最初からあまりこのような話はどうなんだろう…。と思いましたが、
備えておくだけでも心のゆとりが違うかなと思います。
こちらに詳しくまとめています▼
お金の管理
お金の管理はスタートが肝心
医療職は初任給も高いことが多いので、最初から割とお給料をしっかりもらえます。
しかし、学生気分で使っていては、すぐに無くなります。
一度たくさん使ってしまう癖がつくと、なかなか治すことは難しいです。
なぜなら、今後も働く限りはしっかりとお給料ももらえるし、夜勤手当や残業、ボーナスがつくとさらに金銭的に余裕が出てきます。
今後、自分のやりたいことをしたり自由を得るためには、賢く使ったり資産を増やしていくことが大切です。
お金の話について、詳しくはこちらもどうぞ▼
さいごに
いかがだったでしょうか。
1年目看護師・助産師の方がやっておいた方が良いことをまとめてみました。
おそらく、入職オリエンテーションで年間のスケジュールが配布されると思うので、それと合わせて自分の計画を考えていくと良いのかなと思います。
大変なことも多いと思いますが、一緒に頑張っていきましょう。
そして、ときには頑張ることをお休みして、リラックスしましょう。
皆さんが楽しく過ごせたら良いなと思っております!
今回も最後まで見てくださってありがとうございました。
ぜひまた来てくださいね(^^)