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こんにちは、Pです✨
「自分の考えをまとめるのが苦手」
「実習記録で何を書けばいいかわからない」
そんな声を、授業や実習の場で多く耳にします。
情報があふれる今、“正解を探す”と共に“問いを立てる”力は
看護学生・助産学生に求められるスキルだと思います。
この記事では、看護師・助産師の視点から、
「自分の軸を育てるための問いの立て方」を解説します。
学びの深さは、「どんな問いを立てられるか」で決まる。
あなたの学びを、“他人の答え”から“自分の気づき”へ変えていきましょう。
看護学生が“自己の軸”を育てるための問いの立て方入門

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なぜ「問いを立てる力」が看護学生に必要なのか

正解を探すから、考えるへ
看護の現場では、患者さん一人ひとりの「良い状態」に近づけていく必要があります。
思考の柔軟さと、自分で考える力が大切です。
「問いを立てる力」は、
- 実習でのアセスメント・計画力
- ケーススタディの深まり
- 報告・連絡・相談の質
これらに直結します。
「問いが立てられない学生」の共通点
次のような学生は学びが浅くなりがちな傾向があります。
- 教員や指導者の言葉を「答え」としてそのまま受け取ってしまう
- 実習での気づきを深く処理しない
- 「自分の言葉」で振り返る習慣がない
このような場合、「なぜだろう?」「どうして?」と
立ち止まる習慣を育てることが第一歩です。
“良い問い”を立てる3つのステップ

①「現象」を多角的背景と関連づけて考える
解剖学的・生理的変化・心理的変化・社会的背景など、
「現象」をこれらの多角的背景と結びつけて考えていき、ひとつづつ問いを立てて行くことが大切です。
②「目的」を明確にして問いを立てる
レポート・実習記録・ケーススタディ・研究など
これらすべてにあるのが、目的です。
「目的に向かって何を明らかにしたいのか」を意識すると、文章にも一貫性が出ます。
③問いを“共有”する
良い問いは、対話の中で育つものです。
グループワークやカンファレンスでは、「私はこう思ったけど、みんなはどう?」
と自分の問いを言葉にするだけで、学びが広がります。
実習・授業で使える!問いのテンプレート集

以下の問いを使うと、思考が整理されやすくなります。
アセスメント時の問い
- この状況に対する生理的な変化・解剖学的理解をできているか
- 背景にある要因と現状を関連づけられている?
- 自分が観察した内容に偏りはないか?
- 「わからない」を解決するために必要な情報は何?
振り返り時の問い
- 今日のケアで一番印象に残ったことは?
- それはなぜ印象に残ったのか?
- 問題は何?
- 次に生かすためには何ができる?
成長を感じた瞬間の問い
- 以前の自分と何が違う?
- 自分ができるようになった理由は?
- その経験を次にどう活かす?
“自分の軸”を育てるためにできる3つの習慣

①「言語化」「記録」を習慣にする
問いを立てたら、必ず記録しましょう。
頭の中のモヤモヤが、言葉になることで整理されます。
また、記録に残ることで過程がわかります。
②「比較」ではなく「変化」で見る
他人と比べるより、「過去の自分」と比べること。
小さな気づきを積み重ねることが、“軸の成長”につながります。
③看護学生である自分を楽しむ
「自分の軸」を育てるためには、見つめる対象である「自分」が
楽しいことが大切だと思います。
見つめる対象が「嫌なもの」だと、目を背けたくなりますよね。
そうすると、成長の機会も減らしてしまうので
ぜひ今と将来の自分を楽しんでほしいと思っています。
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まとめ|問いは「自分を知る」ためのツール

看護・助産の学びは、自分自身を見つめるプロセスです📚
「問いを立てる」ことで、実習・授業・仕事が
ただの課題ではなく“成長の機会”になります。
焦らず、少しずつ、自分だけの軸を育てていきましょう。
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