助産師の1日の仕事の流れ(夜勤)
こんにちは、Pです。
前回、助産師の1日の仕事の流れ(日勤)についてお伝えさせていただきました。
今回は夜勤の流れをお伝えします。助産師として働いたときのイメージができれば良いなと思います。
それではいってみましょう!
夜勤の流れ
夜勤で働く時の1日の流れを見ていきましょう。
夕方に出勤
夜勤の開始時間は職場によっても多少誤差はありますが、16時〜17時までに業務が始まるところが多いです。
情報収集もしなければならないので、始業時間より少し早めに出勤します。(始業前の情報収集は何分前からと決まっている職場もあります。)早すぎる出勤は負担も大きいので良い頃合いを見つけないといけないけれど難しい…。
自分の役割確認
日勤同様に自分の役割を確認します。
夜勤は日勤より働く人の人数が少ないです。そのため、役割が重複してきます。
情報収集
夜勤では役割が多いこともあり情報収集の量も多いので、効率的に情報収集することを意識した方が良いです。(そうしないと全体を把握する前に業務が始まってしまいます。)
時間で決まっているケアや点滴内服管理などタイムスケジュール表を大まかに書き出し、忘れないようにアラームをかけておくなどしておくと忙しさで忘れてしまうことを予防しやすいです。
情報収集しながらタイムスケジュールを組んでいきましょう。
申し送り
日勤の方から申し送りをもらいます。
全体的なこと(患者数や院内の連絡事項など)や、個々の患者のことは電子カルテに書いてあること以外に追加があれば申しおくられます。
分娩係で進行者がいる場合は、細かな申し送りを口頭で受ける場合が多いです。
ペアとの情報収集/受け持ち開始
分娩係で進行者がいる場合は、ペアとの情報・業務スケジュール確認が終わり次第すぐにケアに入ります。(進行状況にもよりますが…。)
受け持ち後すぐに行うケアがなくても、挨拶しておくことは基本です。
相手に夜の受け持ちは自分であることを認識してもらい安心してもらうことや、分娩の進行状況は急激に変化することも多いのでどのような場合にナースコールしてほしいのかを伝えておくことはとても大切です。
夜勤で実施する仕事
日勤で行うような仕事に加えて、以下の仕事がある場合が多いです。
忙しい日勤では難しい点検業務などを実施します。
これらも含めてタイムスケジュールを組んでいきましょう。
休憩/夕食
業務の合間に順番に休憩をとっていきます。
夕食〜朝食の間は時間が空いているので、間食も持っていくことをおすすめします。
仮眠
仮眠に入る前に、残ってくれる方に申し送りをしっかりします。
自分がいない間に対応してほしいこと、例えば点滴の更新や患者対応、起こり得ることの説明(赤ちゃんが起きたら〇〇号室の人からナースコールが来るかもしれません、など。)をしておきましょう。
仮眠は2時間程度取ることが多いです。(忙しい場合は全くないときも…。)
この短い時間でいかに体を休めるかが大切です。Pはいろんなアイテムを使っていました。
肌が乾燥するので保湿をしたり、ホットアイマスクを使用したり、暖かい飲み物を飲んだりしていました。
寝れないときは無理に寝なくても良いので、目を瞑って横になります。
朝の業務
朝は6時ごろから忙しくなります。
▼朝の業務
日勤の方が来るまでにやることはたくさんあるので、スケジュールをしっかり組んでおく必要があります。
朝食
業務の合間に順番に朝食を取ります。
Pの感覚として深夜3時ごろ〜明け方が一番眠気がくるので、コーヒーを飲んで目を覚まします。
夜勤明けで帰宅する頃にはお昼近くなってしまうのでお腹が空きます。また、朝の業務も忙しく体力勝負。なのであまり軽すぎないような朝食を取るように心がけていました。
例えば、コーヒーとクロワッサン、茹で卵、バナナ。おにぎりと味噌汁など。
日勤スタッフへの申し送り
日勤のスタッフが来流までに、電子カルテの記録をできるだけ終えておきます。
それまでに記録できなかったことは口頭で申し送ります。
申し送りまでしっかりと終えたら、やっと勤務終了です。
さいごに
いかがだったでしょうか。夜勤のイメージが少しでもできれば良いなと思います。
今まで夜勤をやってきて、分娩は夜に多い印象があります。そのため忙しい印象がありますが、少しでも楽しめるように好きな間食を持って行ったろスキンケア用品を持って行って行ったりしていました。
みなさんも実際に夜勤をやることになったら、少しでも楽しめるような工夫をしてくださいね(^^)
今回も最後まで見てくださってありがとうございました!