こんにちは、Pです。
今回は就職先の選び方についてお伝えしたいと思います。
初めての就職の際に調べておいて良かったことや、実際に就職した後や転職際にこういう視点も大事だったなと思うことをまとめてみました。
それではいってみましょう!
【就職先の選び方】看護師・助産師として働く就職先の選び方|ポイント10選
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就職先を選ぶときに大事な視点
就職先を選ぶときに大事な視点は、以下の点になります。
- 給料
- 勤務時間(夜勤開始時間)
- 寮
- 病院近くの環境
- 福利厚生
- 自分の行きたい科があるかどうか・やりたいことができるか
- 教育制度
- 認定看護師と専門看護師の人数・資格取得支援制度
- 看護方式
- 勤務ナースの平均年齢と経験年数
- 勤務年数
ひとつずつ見ていきましょう。
給料
基本給とボーナスをチェック。
総合加算されたものは色々な手当が含まれているので、勤務状況によってだいぶ異なってきます。
あまり高すぎるところはとっても忙しかったりする可能性があるので(そのような話を知人に聞いたことがある。)、口コミサイト等も確認すると良いかも。
基本給でボーナスが設定されているので、要チェック。
勤務時間(夜勤開始時間)
夜勤終了時間はあまり大差ない印象ですが、夜勤の開始時間は早いところとゆとりがあるところがありました。
通勤と情報収集の時間も考えると夜勤前にあまり休めないので、そこは自分に合いそうか確認が必要です。
遅番・早番などを設けて、夜勤の勤務開始時間が遅めになっているところもあります。
その分自分が遅くまでいたり、早く出勤することもあります。
寮
寮に関して見ておいた方が良いことはこちら
- 通勤時間
- 家賃
- 築年数
- 退去時のクリーニング方法
- 設備(キッチンや浴室)
- セキュリティ・周囲の治安
通勤時間
近いに越したことはないですが、自宅と勤務先が近すぎるとプライベートと仕事が混同することもあります。
また、救急車の音が気になる、知っている人に会いやすいなどということも。
自分のニーズに合うかは要確認。
家賃
安いのが魅力の寮。
しかし地域や値段によっては、普通に部屋を借りるのと大差ないことも。
設備や築年数によっては借りた方が快適なこともあるので、周辺の賃貸の値段もチェックしておくと良いです。
築年数
寮は割と築年数がたっていることも多いです。
改修工事やクリーニングが適度にされていれば良いですが、排水口の臭いが気になったり、カビていたりすることも。
仕事で疲れて癒されに帰る場所なので、許容範囲か確認しましょう。
退去時のクリーニング方法
業者に任せる、管理人さんが行うなど色々あると思いますが、注意すべきは退去する人が掃除をするだけの場合。
退去する人の掃除具合によって左右されるので、とても汚くて入居後の掃除がとても大変だったという声も聞いたことがあります。
まぁ普通の掃除ぐらいではそんなに綺麗にならないですよね…。
設備
浴室やキッチン、エアコンの有無など確認しましょう。
自炊をしたくてもコンロが1つだけだったり、調理スペースがほとんどないことも。まぁ、安く住まわせてもらえる寮なのであまり期待しすぎてもいけませんが…。
浴室は浴槽の有無や給油方法など自分のニーズに合っているか。
エアコンは古すぎていないかなど。(臭いがキツかったり、虫が出てくることもある。)
セキュリティ・周囲の治安
オートロックか、そうでなくても郵便物など簡単にとられなさそうか、階覗かれやすそうな窓が多くないかなど確認。
あとは周囲の治安や、事件があったか、盗難などの地域情報もチェック。
病院近くの環境
病院近くの環境に関して見ておいた方が良いことはこちら
- 治安
- 店舗
- スーパー
- コンビニ
- カフェ
治安
これは通勤時の安心もそうですが、患者さんの雰囲気にも影響すると思います。
朝晩の雰囲気や周辺の施設、設備、ゴミの出し方や人の様子など見ておくと安心。(ここまで見れなくても、自分の雰囲気に合うかフィーリングは大事。)
店舗
おしゃれな雑貨屋さんや商業施設があると、勤務後の買い物が便利です。
そして、とっても気分転換になります。
必要なものも通勤時に手に入りやすいですし、プライベートが充実します。
スーパー
スーパーはあると本当に助かります。
日勤のお昼ご飯や夜勤時のご飯を買うにも、安くて栄養があって美味しいものが手に入りやすい。
帰りに買い物も済ませて帰ることができちゃうという素晴らしさ。
朝早くからやっているスーパーが近くにあるとなお良し。
コンビニ
これはもう当たり前と言っても良いですね。
院内にあることも多いですが、混みやすいので、近くにもいくつかあると助かります。
コピー機が設置してあるとなお良し◎
院内でもコピーできることも多いですが、自己学習したものや課題(個人情報ではないもの)をすぐにコピーしたいときに、とっても助かります。
意外にコピー機を使う機会は多いです。最近はアプリからデータ転送してコンビニのコピー機で印刷できますしね。
カフェ
早く勤務先に着いてしまいそうなときや、仕事帰りのリフレッシュ、気分転換など、近くにカフェがあると重宝します。
Pは夜勤前の自己学習の振り返りや、気分転換に良く使っていました。
気分転換は特にやって良かったことです。
福利厚生
福利厚生に関して見ておいた方が良いことはこちら
- 家賃補助
- 休職時の補助
- 病気の際の補助
- レジャー補助
少なくとも家賃補助、休職時の補助、病気の際の補助は確認しておきましょう。
家賃補助は家計を整えるのに大事です。家賃負担が減るのは大きい。
そして休職と病気の際の補助。
責任ある仕事で人間関係もさまざまな職場である以上、いつ何があるかわかりません。実際に周りを見ても、休職される方も多いです。
いざというときに、守ってくれる制度があるかは元気なうちに確認しておきましょう。
確認しづらい事ですが、説明会で総務課の方への質問タイムなどがあればコソッと聞いても良いかもしれません。
自分の行きたい科があるかどうか、やりたいことができるか
これもとっても大事。仕事のモチベーションにつながります。
例えば産科希望だとして、産科単科なのか、産婦人科なのか。両方看護できるのか、一度決まってしまうと産科はできないのか。
看護師も産科配属があるのか、助産師のみなのか。
緊急対応ができるのか(もしくはある程度のところで搬送するのか)、合併症がある方や未熟児も看護できる環境(NICUがある)なのか。
ここまで考えておくと、やりたいけどこれもできない、あれもできない…。ここまでは負担が大きすぎる…。などということが少なくなります。
教育制度
パンフレットなどで一覧表になって示されていたりします。
看護師教育の基本は変わりませんが、リーダー業務やそれに伴う研修、看護研究のことなど、自分がそこでキャリアを積んでいったら、どのようなことができるようになるのか確認しましょう。
それが、自分の希望と合っているか、実積や安心感があるかなどしっかり見ると良いです。
働く上でのモチベーションにもなりますしね(^^)
自分がなりたい看護師・助産師像に近づけそうかみるのに教育制度は見ておきましょう。
認定看護師と専門看護師の人数・支援制度
将来専門性を高めたい人はこちらもチェック。
働き続けて認定を取れた場合、実際に活躍の場があるのか。
それに伴う支援制度があるのかも見ておくと、将来に役立つと思います。
看護方式
看護方式にも色々あります。
- チームナーシング
- プライマリーナーシング
- 固定チームナーシング
- PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)
「看護方式 種類」などで検索するとたくさん出てきます。
どちらかと言うと、チームで動くことが多い印象。患者さん1人にじっくり関わってみたいなどの場合はプライマリーナーシングを導入しているところが良いかもしれません。
勤務ナースの平均年齢・経験年数・勤務年数
これは個人的にすごく大切だと思いました。
ここから何がわかるかというと、人間関係です。
仕事の悩みNo. 1は、人間関係といっても過言ではないと思っています。
希望職種のデータと、行きたい診療科の両方が分かるとより良いです。
ベテランの方が多すぎても、付き合いが難しかったり自分の意見が通りづらいこともあります。
かといって、経験年数が5年以内がとても多いなどといった状況だと相談できる相手が少なかったり、リーダーや学生指導などの責任ある仕事がまだ経験の浅いうちにまわってくることも。
自分のタイプ(年上の方との方がコミュニケーションとりやすい。同年代が多い方がなじみやすいなど。)を良く見極めて、合いそうなところを考えた方が良いかもしれません。
コミュニケーションが取りづらい=人間関係が難しい
と、Pは思っています。
自分の経験年数と、希望(ベテランの方が多いところでたくさん学びたい。キャリアのために若いうちから責任ある仕事も経験したい、など。)を良く確認しましょう。
自分の大事にしたいことに優先順位をつける
就職に関して確認した方がよいことはたくさんありますが、全てを満たすことは難しいです。
そのため、自分はどのように働いて、何を大事にしたいのか。優先順位をつけて改めて確認しましょう。
プライベートと仕事のバランスを重視したいのか、アフターファイブも楽しみたいのか、より患者さんに寄り添う看護ができるところに行きたいのか。
ぜひこの機会に考えて見てくださいね。
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回はプライベートを重視した内容も多かったと思います。
実際に働いてみて、プライベートも大事にしないと仕事も頑張れないと思ったからです。
よかったら参考にしてみてくださいね。
今回も最後まで見てくださってありがとうございました。
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