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実習で保健指導を実施するまでの過程(ステップ)について
【前半】【後半】の2本だてでお伝えしています。
【後半】は、保健指導の実施が決まり保健指導を形にするまで
▼前半はこちら
今回は後半をお伝えしていきます。
【保健指導実施までのステップ】看護・助産学生が実習で保健指導を実施するまでのステップ:後半
保健指導の実施が決まり、保健指導を形にして実施するまで
- テーマ内容についてより深く調べる
- 指導案を作成する
- 口語原稿を作る
- 必要な道具を用意する(指導案をもとに)
- 指導の場所を相談しておく
- 配布資料を作る(指導案をもとに)
- 保健指導の練習をする
ひとつずつ見ていきましょう。
テーマ内容についてより深く調べる
保健指導のテーマ内容が自分自身の中で消化(深い理解)できていないと相手に伝えることが難しいです。
保健指導を実施しようと思った【前半】の部分でもう調べているとは思いますが、より深く調べる作業をしましょう。
短い実習期間の中で完璧に調べ理解することは難しいですが、相手に伝えられるくらいの知識を持つためにもこの作業を行いましょう。
指導案を作成する
指導案を作成していきましょう。
【前半】で考えた内容とテーマ内容についてより深く調べた内容をもとに、指導案を作っていきます。
▼指導案作成について詳しい内容はこちら
口語原稿を作る
できれば、口語原稿も作りましょう。
理由は、時間内に必要な内容を適切に伝えるためです。
とはいえ、短い実習期間では難しい場合も多いでしょう。
その場合は指導案をしっかりと仕上げて、指導のポイントのところだけでも作りましょう。
その方がうまく伝えられます。
必要な道具を用意する(指導案をもとに)
指導に必要な道具を用意していきます。
物によっては早い段階で予約したり確保しておかないと、当日に使えない場合もあります。
そのため、道具に関して教員や指導者の方に早い段階で相談しておきましょう。
指導の場所を相談し確保しておく
指導に必要な場所を相談して確保しておきましょう。
早目に相談しておかないと、保健指導に適した場所が用意できない場合もあります。
(他の指導で使う予定があることも。)
そのため、教員や指導者の方に早い段階で相談して場所を確保しておきましょう。
配布資料を作る(指導案をもとに)
指導の内容に合わせて、必要であればパンフレットなどの配布資料を作ります。
配布資料がある場合は、対象者に渡せるまでにしなければならない過程がかなりあるため、早めに取りかかりましょう。
また、早めに配布資料の作成に取り掛かるのと並行して、こまめな相談は必須です。
配布資料の作成と相談(配布資料に関する相談)は並行させながらしないと、指導者の方との方向性がずれやすく、配布資料の修正が難しくなってくるからです。
保健指導の練習をする
指導案を完璧に仕上げても、練習が0ではうまくいきません。
口語原稿を参考に伝える練習をしてみて、実際のパンフレットを使ったり動作をしてみることでわかることがあります。
また、1回でもやっておくと、本番でスムーズにいきやすいです。
1回も実際にやったことがないことがうまくいくのは珍しいですし、ましてや保健指導という相手に大切なことを伝えなければいけない場面なので、練習はしておきましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
実習で保健指導を実施するまでの過程(ステップ)について、【前半】【後半】の2本だてでお伝えしました。
保健指導は、ステップを明確にして何をすれば良いのか理解すること、そのステップをひとつずつこなしていくこと、ステップを振り返り行き来しながらも進めていくことが必要です。
これらができると、自分が【今】【何を】しているかわかるので、スムーズに進みやすくなります。
保健指導を実施する予定の方の参考になれば嬉しいです。
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