医学書・医学専門書、看護・薬学などの教科書・専門書の買取サイト「メディカルマイスター」
※PR
こんにちは、Pです。
今回は実習で保健指導を実施するまでのステップをお伝えしたいと思います。
実習において、保健指導を実施する場面って実はそう多くないように感じます。
しかし、実習で保健指導をする場面は必ずありますし、現場に出てからの方が保健指導の場面は多くあります。
保健指導という大切なケアのひとつを、大変だけれど将来必ず役にたつから乗り越え自分の学びにしてほしい。
そんな気持ちがPにはあります。
そこで、実習で保健指導を実施するまでの過程(ステップ)の例を挙げてお伝えしていきます。
【前半】【後半】の2本だてでお伝えしていきます。
【後半】は、保健指導の実施が決まり保健指導を形にするまで
前半と後半でこのような内容のステップになっています。ぜひご覧ください。
それではいってみましょう。
【保健指導実施までのステップ】看護・助産学生が実習で保健指導を実施するまでのステップ:前半
それでは、前半部分にあたる保健指導を実施するための準備のステップをお伝えしていきます。
看護・助産学生が実習で保健指導を実施するまでのステップ:前半 〜保健指導を実施するための準備〜
これらの順番は、ときに前後したり省略されたりします。
例えば、保健指導の必要性が指導者の方との相談の中から出ることもありますし、保健指導の準備を1日・2日などの短期間で準備しなければならない場合もあるからです。
基本的な流れとしては上記の内容になるため、これを軸として考えると自分の状況に合わせた保健指導実施までのステップが考えやすくなります。
各内容を詳しくお伝えします。
アセスメントを充実させ保健指導の必要性を明確にする
まずは、アセスメントを充実させて保健指導の必要性を明確にします。
これは、この次のステップの【教員に相談する】をスムーズに行うためにも必要な作業です。
保健指導は、対象者への必要性が明確になってこそ意味があるものなので、このステップはかなり大事になってきます。
教員に相談する
まず教員に相談して、意見をもらいましょう。
このステップは省いてはいけません。なぜなら、資格を持っていない学生だけの考えで動くことは、自分と周りの人の安全が守られません。
当たり前のことですが、報告・連絡・相談は必ず行いましょう。
教員に相談した内容を踏まえて保健指導の必要性と内容をブラッシュアップ(よりよく・充実させる)する
個別性を加味し、その保健指導における目的が達成されることで、対象者にどのような効果が得られるのか(期待される結果)が明確になるようにします。
再度教員に相談する
指導者の方に相談しても良い状態(★)にします。ここで(★)の状態にしないと、相手に内容が伝わらずスムーズに話ができません。
教員と共に「指導者の方に相談しよう」と認識を一致させる作業です。
指導者の方に相談する
【再度教員に相談する】のステップで相談した内容を指導者の方に相談します。
出来れば早い段階(時間)での相談が望ましいです。
理由は、実習終了時間までに話がまとまりやすく、次の日までの準備につなげやすいからです。
【 ポイント 】
指導者の方に相談した内容は、必ずメモしておきましょう。
相談のポイントとしては以下
- 指導の必要性
- 指導の内容
- 指導予定日
- 指導予定時間
指導者に相談した内容と返答(意見)教員と共有する
指導者に相談したら、その内容を教員と共有しましょう。
これらは、指導者からのフィードバックが、学校サイドから見てどうなのか(学生の学習状況や学校の基準から逸脱していないか)などを確認するために必要です。
効果的な保健指導と自分と周りの人の安全のために実施していきましょう。
教員と指導者に相談した内容を踏まえて保健指導の必要性と内容をブラッシュアップ(よりよく・充実させる)する
これまでのステップで固まってきた内容をさらに良くしていきます。
フィードバックの内容を全部盛り込むのではなく、対象の個別性や状況に応じて選択していきます。
続きは後半へ
この続きは
【保健指導実施までのステップ】看護・助産学生が実習で保健指導を実施するまでのステップ:後半
でお届けしたいと思います。