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目次
助産師が考える産科ドクターとの円滑なコミュニケーションの取り方
こんにちは、Pです。
今回は産科ドクターとのコミュニケーションがうまく行く方法についてお伝えしたいと思います。
外来でも病棟でも、産科医と助産師は密に協力し合う必要があります。
それが故にコミュニケーションを取る機会も多く、コミュニケーションのズレや認識の違いにより、トラブルが発生することも多いです。
それぞれに役割や責任があるからこそ、良好なコミュニケーションを心がけないといけません。
助産師の視点で産科ドクターと円滑なコミュニケーションを取るためのポイントをご紹介していきます。
産科ドクターとのコミュニケーションで大切なこと
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相手の立場を尊重する
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報告や相談のタイミングを見極め、情報は要点をおさえて伝える
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産科ドクターの指示に迅速にアクションを起こす
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産科ドクターが働きやすいように環境を整える
相手の立場を尊重する
まず、産科ドクターとのコミュニケーションにおいて大切なのは相手の立場を尊重することです。
それぞれが持つ専門性を理解し、相手の意見を尊重することが円滑なコミュニケーションの基本となります。
【双方の良くない思考や発言の例】
このように思ってしまうこと自体が悪いのではなく(そう思ってしまうような状況も多いですからね…。)、自分のその「癖」に気がつくことが大切だと思います。
意識することで行動が変わってきます。現状が心地よくないと思うのならば、自分の思考の癖に気がつくと良いでしょう。
報告や相談のタイミングを見極め、情報は要点をおさえて伝える
次に、助産師が産科ドクターに対して、的確に情報を伝えることが大切です。
例えば、分娩の進行状況や胎児の状態など、助産師が把握している情報を明確かつ適切に産科医に伝えることで、適切な判断や処置が行われることに繋がります。
▼情報収集についてはこちらもどうぞ
また、伝え方にも工夫が必要で、具体的には以下のようなポイントがあります。
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要望は最初に具体的に伝える
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要望の背景がわかるように理由を説明する
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適切なタイミングを見極める(外来がある場合は診察が落ち着くタイミング、お昼休憩の前、病棟に来た際など)
適切なタイミングについては、経験していく中でわかっていき、先輩に教わることもあります。
緊急の場合は、すぐに報告しましょう。
産科ドクターの指示に迅速にアクションを起こす
産科ドクターが行った処置や指示に迅速にアクションすることが大切です。
例えば、外来では対象者の安全や安楽の確保のために診察をテンポ良く回していく必要があります。そのため診察中に受けた指示や処置にはすぐに対応し、問題を素早く対処していくことが大切です。
そのことが、①対象者の安全安楽につながり、②産科ドクターがスムーズに仕事を進めることができるということにつながります。
経験上、①と②の関連性はとても高いと感じます。そのため、迅速にアクションすることは対象者(患者や妊産褥婦・新生児など)のためでもあります。
産科ドクターと助産師が協力し合うことで、対象者の安全性や満足度が向上することが期待できます。
産科ドクターが働きやすいように環境を整える
このことは、上記で説明した①対象者の安全安楽と②産科ドクターがスムーズに仕事を進めることができる関連性と似ています。
先ほどと同じく、外来での場面を例にしてみます。
【例】
看護師・助産師が産科ドクターが仕事をしやすいように環境を整える産科ドクターが機嫌よくスムーズに仕事を進めることができる対象者(患者や妊産褥婦・新生児など)への対応が快く、診察がスムーズに終わる対象者(患者や妊産褥婦・新生児など)の安全・安楽が保たれる看護師・助産師も機嫌よくスムーズに仕事を進めることができる
このようなポジティブなサイクルで仕事が行いやすくなります。
- 物品を充分に補充しておく
- 患者数の確認や、導線の確認
- 物品の配置・整理
- 産科ドクターへのこまめな声掛けや気遣い
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ポイントを意識することで、産科ドクターとのコミュニケーションがスムーズになると思います。
お互いが心地よく仕事ができ、対象者のためになるように、良いコミュニケーションを心がけていけたら素敵ですね(^^)
今回も最後まで見てくださってありがとうございました。
ぜひまた来てくださいね。
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