考えておくべき!看護師・助産師のお金の話
こんにちは、Pです。
今回は看護師・助産師のお金の話しをしたいと思います。
看護師や助産師など医療職の方は初任給から同年代の方よりも多くもらえる傾向があります。
周りの看護師の方の、色んなお金の使い方を見てきました。
それはさまざまな価値感に基づくもので、どれも正解だと思います。
しかし、経験年数の経過や進学、人生のイベントなどを経験して、
と思うことがありました。
そのため、Pの経験談や周りの医療者の方の話や様子から考えた、お金の話しをしていこうと思います。
お金について考えやすいような流れでお送りしていきます。
構えすぎす、「へぇ〜そうなんだ〜。」という感じで楽しんで見てもらえたらと思います。
それではいってみましょう!
考えておくべき!看護師・助産師のお金の話6選
- ライフプランと必要な資金を予測する
- 収支を確認しよう
- Pが看護師・助産師になってからお金がかかったイベント
- 月と年間の目標貯金額を設定する
- 家計を整える
- 欲しいものリストを作る
1.ライフプランと必要な資金を確認する
まず大切なのは目標の設定と計画の見直しです。
人生そんな思うようにはいかないことも多いですが、ある程度計画しておかないと、準備していたら叶ったかもしれないチャンスを逃してしまうことになりかねません。
そのため、まずは大まかにライフプランを練ります。
今回は例として、助産師になるのが目標の新卒看護師さんを例に考えていきましょう。(周りで助産師になる子の多かったパターンです。)
ライフプランの確認
ライフプランは主に2つに分けて考えます。
これは、キャリアに関するプランです。
こんな感じになります。
- 大学卒業後、現在看護師1年目(23歳)
- 将来助産師資格取得したい
- 看護師4年目で助産師学校受験(27歳)
- 助産学校に2年通う(28歳)
- その後助産師として勤務(30歳〜)
次にプライベートなイベントを想定したプランです。
- 現在お付き合いしている彼と同棲したい
- 助産師になれた後に同棲したい
- 助産師になって5年目以内には結婚できたらいいなと思っている
次に、これらの①②のライフプランから考えられる必要資金を確認しましょう。
必要資金の確認
- 助産学校受験費用
- 助産学校の学費
- 彼との同棲準備資金(引越し代や家具家電費用など)
- 助産学校受験中の生活費や通学費
- 彼との入籍資金
- 結婚式をする予定ならその費用
目標を確認したところで、次に現状を確認していきましょう。
2.収支を確認しよう:現状の確認
- 給与明細を見よう(収入確認)
- 支出を知る
- 収支を記録する
給与明細を見よう(収入確認)
基本給はいくらか
基本給はもらえる給料の基本となります。
賞与にも関わりますしね。
夜勤に入る回数で給料は結構変動があるので、基本給を軸として、夜勤手当は貰えたらラッキーくらいの方がお金の管理はうまくいきやすいです。
夜勤入っていないと、給料安く感じますよね…。泣
夜勤手当はいくらか
夜勤手当は1回いくらなのか、何回入ったのか確認します。
夜勤に月平均何回入るかも確認しましょう。
残業代
医療職に関しては、前残業などブラックなところもありますが…。
ちゃんと残業した分、申請した分が入っているか確認していきます。
その他手当(家賃手当等)
これも大事な収入です。確認しましょう。
支出を知る
支出をしっかりと把握しておくと管理しやすいです。
いつの間にこんなに使ってたの…?ということもあります。
また、いくらの支出を目安にすれば予算内で過ごせるかわかります。
収支を記録する
給与明細を確認したら、収支を記録していきましょう。
アプリでもOK。
In・Outの記録を想像してください。
Outが多くなりすぎて脱水になっていないか、バランスが取れているか確認します。
まずは現状把握が大切です。
3.Pが看護師・助産師になってからお金がかかったイベント
看護師になったらそこで終わり。というわけではありません。
意外とお金がかかるシーンがたくさんありました。
▪️キャリアプランにおいて例を挙げると
- 助産学校進学
- 論文制作の費用
- 資格取得費用
- 助産師資格に付随した資格の取得費用(新生児蘇生法など)
▪️助産師資格取得後や今後仕事を続くける上で費用がかかりそうなものとして、
- アドバンス助産師(申請料50000円)
- アドバンス助産師会費の更新(6000円)
- 新生児蘇生法の認定更新(約5000円:会員の有無で値段が違う)
- 講習会
スキルアップや取得した資格の更新にもお金がかかってきます。
せっかく取った資格なので、更新は焦らず・忘れずに行いたいですね。
Pが周りの先輩を見てきた中で、キャリアを積み重ねていく中で修士課程を取得した方が多くいました。
やはり、教育する立場にもなりますし、活躍場所の幅も広がる傾向があると考えます。
修士課程を入取るにもお金がかかりますので、自分のプランをよく確認しておくのがおすすめです。
4.月と年間の目標貯金額を設定する
で確認した必要資金を目安の値段付きでもう一度確認しましょう。
- 助産学校受験費用
- 助産学校の学費
- 彼との同棲準備資金(引越し代や家具家電費用など)
- 助産学校受験中の生活費や通学費
- 彼との入籍資金
- 結婚式をする予定ならその費用
⬇︎
- 助産学校受験費用:交通費・宿泊費も入れて10万
- 助産学校の学費:大学院として約300万
- 彼との同棲準備資金(引越し代や家具家電費用など):30万
- 助産学校受験中の生活費や通学費:240万
- 彼との入籍資金:約10万
- 結婚式をする予定ならその費用:300万
学費と結婚式は結構かかりますね。
時期なども考えて、分けて貯金していきましょう。
助産学校進学資金を調達せよ
まず、計画の早い段階であるのは進学なので、先にそちらから資金を調達していきましょう。
Pは大学院に進学したのですが、新人看護師の頃から◯年で受験する!と決めていたので、初任給から貯金を開始しました。
今考えると、プランをある程度練っておいたおかげで早く動けたなと思います。
4年間で310万円貯金となると、約65000円/月。
助産学校中の生活費を含めた550万円だと、約115000円。
でも、これはボーナスは含めていないので、ボーナスを含めると意外と貯金できます。
しかし、早めに動いていることが肝心です。
なお、寮に入っていれば住居費の負担は減りますし、実家ならなお負担は少ないでしょう。
▼寮のチェックポイントなど、就職先の選び方についてはこちらをどうぞ
貯金しやすかったのは、やはり独身で、結婚など人生のイベントがまだ来ていない時期。
先に貯金分は取っておいて、残りの資金を生活費にしましょう。
看護師であり、夜勤に入るようになれば金額的には貯金できない額ではないかなという印象です。
しかし、娯楽も大事にしたいのは、Pのモットー(楽しむことは大事なり。)
どのように楽しんでいたかは、下記項目【欲しいものリストを作る】でお伝えしていきます。
プライベートイベントプラン資金を調達せよ
次に、プライベートなプランについてです。
これについては、働いていて収入源があれば貯金方法は上記で話してきた先取り貯金方法と同じです。
これも早いうちから想定して動いておくことで、イベントが来たときに逃すことなく、楽しく行動に移すことができます。
しかし、人生のイベントには意外とお金がかかることは頭に入れておきましょう。
5.家計を整える
各項目の金額目標を定めたら、それを達成すべく家計を整えていきましょう。
Pが個人的に効果が合った方法はこちら。
- 基本的にクレジットカードで支払う
- アプリで家計簿を自動化
- 格安SIMにする
1.基本的にクレジットカードで支払う
ポイント獲得やアプリとの自動連携を目的に、現金ではなくクレジットカードでの支払いにしたことで
家計の見える化が進んで管理しやすくなりました。
Pは、楽天市場や楽天モバイルを使用する関係で、楽天カードを使用しています。
※アフィリエイト広告を利用しています
ポイントアップもされて、現金払いよりお得だと感じています。
2.アプリで家計簿を自動化
クレジットカード連携できるアプリで、家計簿を自動化しています。
クレジットカードを使用すれば自動で家計簿をつけてくれるので、何にいくら使ったのか確認できます。
予算設定もできたりするので、目標も立てやすいです。
3.格安SIMにする
携帯会社を格安SIMにしたら、1万円近く安くなりました。(以前が高すぎた。)
Pは、上記でも述べた楽天モバイルにしています。
楽天Linkという通話機能から電話すれば、電話代は追加でかからないし、通信費も上限があるのが安心です。
楽天経済圏をよく使う方は検討しても良いのではと思います。
6.欲しいものリストを作る
これはとってもやって良かったです。
やり方は簡単です。
- 欲しいなと思ったものがあったら、金額と商品名書き出していく
- それを、欲しい順に並べていく
- 次にそれが欲しい期限を書く(3ヶ月後の旅行までに、など。)
これだけです。
時間が経つと、意外とそんなに欲しいものでなかったり、必要ではなかったりすることに気がつくことが多いです。
なぜかというと、看護師・助産師など医療職ならではのトラップがあるからです。
そう、夜勤明けトラップです。
本当に不思議なもので、夜勤明けは散財しやすいです。
Pが思ったのは、
- 夜勤の疲労
- 判断能力の低下
- 解放感
- 頑張った自分へのご褒美
が、原因ではないかと思います。
本当に色々買ってしまうんです。泣
欲しいものリストと目標があったから、貯金が達成できましたが、物欲との熱き戦いはたくさんありました。
でも、欲しいものリストを設定していたおかげか、特に苦痛はなく貯金もできて、欲しいものも買えたな〜と思います。
さいごに
いかがだったでしょうか。
看護師・助産師ならではの視点でお金がかかることや、お金の考え方をお伝えしてみました。
お金や貯金が全てではないですが、やりたいことを行う・自由への手段としてやはり必要なものなので、ぜひこの機会に自分は何を大切にしたいのか考えてみても良いかもしれません。
みなさんが、プライベートを大切にするにしても、キャリアを積み重ねていくにしても、お金と上手に付き合って楽しく過ごせますように。
今回も最後まで見てくださってありがとうございました。
ぜひまた来てくださいね(^^)