【看護師から助産師へ】看護師として働いてから助産師になりたいと思ったときにやるべきこと|助産学校受験まで

【看護師から助産師へ】看護師として働いてから助産師になりたいと思ったときにやるべきこと|助産学校受験まで

こんにちは、Pです。

看護師として働いている方で、【助産師になりたい】と思う方も多いと思います。

例えば、きっかけとして

  • 産科に配属になって助産師の仕事を間近に感じたとき
  • 自分の出産を経験したとき
  • 新生児に関わったとき
  • 婦人科などウィメンズヘルスに関わったとき
  • 専門性を高めたいと思ったとき
  • 自分がどの分野で活躍していきたい考えたとき

など色々あると思います。

今回は、看護師から助産師になりたいと思ったときに

最初に踏み出さないといけない大きな一歩である【助産学校を受験するまでのステップ】についてお伝えしたいと思います。

※PR

 

助産師資格を取るか迷ったら

助産師になりたい、助産師資格を取りたいと思っても

現実的なことを考え始めると【現状のままが良いのかもしれない】

と思ってしまいがちです。

そこで、もし助産師資格を取りたいけれど迷っている方に考えてほしいことがあります。

それは【助産師資格を取らなかったら一生後悔するかどうか】です。

この問いを自分にして、「後悔する」と思うのであれば

その気持ちが十分な原動力になります。

迷ったら、シンプルなこの問いを自分に何度も問いかけてみてください。

 

看護師から助産師になりたいときの10ステップ

ステップはこちら

看護師から助産師になりたいときの10ステップ
  1. 自分の現状を整理する
  2. 現状から可能なプランをいくつか考えてみる(プラン①)
  3. 情報収集する
  4. 情報をもとにプランを精査する(プラン②)
  5. 考えた可能なプランに期限を設ける
  6. 知見のある人に相談する
  7. 考えたプランを精査する(プラン③)
  8. 職場の上司に相談・報告する
  9. 受験の準備をする
  10. 受験する

具体的には、これらのステップをこなしていくことが必要です。

このステップをこなしてしっかりと考えておかないと、後でとても困ることになります。(通うのが難しくなったり。)

後で困ることが少ないように、準備期間に余裕を持って行動に移しましょう。

 

ポイントを解説

ポイントを絞ってお伝えしていきます。

自分の現状を整理

自分の現状をしっかり把握することで、対策を打ちやすくなります。

  • 助産学校の受験費用
  • 学費と学生期間の生活費はどこまで貯まっているか
  • 今働いているところの制度は何かあるか(進学中の休職や資格取得支援制度の有無など)
  • 退職時のルール(申告が何ヶ月前が望ましいのか、寮の場合はいつまでいられるのか等)
  • 進学したら、引っ越さなければならないのか(進学すると現状と生活環境が大きく変わるのか)
  • 家族の意見(協力を得られるのか)

 

現状から可能なプランを考える

(例)現状から考える可能なプラン
  • 助産師資格取得支援制度や進学休職制度のある病院に転職してから受験する
  • 寮の滞在期限が終わるタイミングで受験と引っ越しを検討する
  • 現在の給与から学費のための貯金を計算すると、○年で資金が貯まりそう。○年後を受験の目安にする。
  • 現職の役割があれば(プリセプターなど)それが終わるタイミングを図る
  • 住居が変わらない場所での進学なら負担なく通えそうなため、現住居から通えるところで学校を探してみる。

 

情報収集する③⑥

(例)情報収集

  • 学校の資料請求
  • オープンキャンパスに参加する(在校生の話も聞くことができる)
  • 希望する学校のホームページやSNSをチェックする
  • 卒業生の話を聞く(自分の学校の先輩などがいると聞きやすい)

 

プランの精査④⑦

プランを精査するのに必要な判断項目

  • キャリアプラン
  • お金
  • 期限
  • 学校のカリキュラム
  • 通学
  • 交通手
  • パートナーや子供がいる場合は協力をどのくらいしてもらえるのか
  • 頼れる場所や人を確保できるのか
  • 現職の状況(役職・役割・寮の期限など)

 

職場の上司に相談・報告する→⑧

ある程度プランと受験の目安が固まったら上司に伝えましょう。

上司は、人員の調整や役割の調整など環境を整える立場のため

それらの目処が立つように話をするこちら側も準備をしてからお伝えします。

これらは円満にスムーズに現職を離れることにつながります。

 

受験の準備をする→⑨

受験の準備に必要なものとして

お金・勉強・環境

が主にあげられます。

お金に関しては、過去記事で詳しくお伝えしていますので、ぜひこちらをご覧ください。

勉強・環境の準備ついては、以下をおすすめします。

【勉強の準備】

  • 過去問や参考書を入手する
  • 勉強時間の確保
  • 勉強場所の選定(集中できるところ)
  • 経験者の話を聞く
  • ニュースをチェックしておく(小論文などがある場合)

【環境の準備】

  • 勉強できる場所
  • プライベートが確保できる場所(願書を書いたり書類の準備などをする場所)
  • 落ち着ける場所(緊張状態が多くなるため)
  • 気分転換できる場所
  • 話ができる場所(誰かに話を聞いてもらったりする)

環境を探したり整えておくと、スムーズに行動に移しやすくなります。

 

考えた可能なプランに期限を設ける→⑤

「助産師資格を取りたい」と強く思うのであれば、

目標を立て(できれば期限付きで)早めに行動に移した方が良いです。

資格取得までの過程が簡単ではないために、考えるだけで腰が重いですよね。

看護師として忙しくも充実して働いていると、その現状から動くのはなかなか難しいです。

いつかいつかと思っている間に、年月が過ぎていきます。

それと共に、プライベートなイベントや看護師としてのキャリアのイベントが押し寄せてきて、より責任のある立場になってきます。

そうしていくうちに、最初の一歩が踏み出しにくくなってきます。

これは、自分の経験や周りの様子をみてお伝えしていることであり、もちろん中にはいつでも最初の一歩を踏み出せる人はいます。

しかし、それはとてもすごいことで、多くは最初の一歩が踏み出しにくく悩んでいるうちに夢を先延ばしにしている傾向にあると思います。

Pの周りの話ですが、「いつか助産師資格を取りたい」といっていた人はいました。

しかし、そう言っていた人で看護師として働いてから助産師資格をとった人はまだ一人もいないのが現状です。

そのため、目標を立てて早めに行動に移した方が良いです。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回は、看護師として働いてから助産師になりたいと思ったときにやるべきこと(助産学校を受験するまで)をお伝えしました。

助産師になりたい気持ちがあるけどなかなか踏み出せない方への、応援の意味も込めています。

Pは、助産師になる前は、助産師にならなかったら一生後悔することはわかっていました。では、助産師になったらどうだったかというと、助産師になった後悔は今でもないです。

あの日、最初の大きな一歩を踏み出した自分にありがとうと伝えたいです。女性を中心としたその家族や周囲の人の健康に一生関わることのできるこの仕事を誇りに思っています。

助産師になりたい方のお役に立てたら嬉しいです。
今回も最後まで見てくださってありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました