助産師の1日の仕事の流れ(夜勤)

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こんにちは、Pです。

前回、助産師の1日の仕事の流れ(日勤)についてお伝えさせていただきました。

今回は夜勤の流れをお伝えしたいと思います✨

助産師の夜勤ってどんな仕事内容なんだろう?という疑問を持つ方の参考になれば嬉しいです!

 

 

助産師の1日の仕事の流れ(夜勤)

夜勤の流れ

夜勤で働く助産師の1日の流れを見ていきましょう。

 

夕方に出勤

夜勤の開始時間は職場によっても多少差はありますが

16時〜17時までに業務が始まるところが多いです。

情報収集もしなければならないので

始業時間より少し早めに出勤します。

(始業前の情報収集は何分前からと決まっている職場もあります。)

 

 

自分の役割確認

日勤同様に自分の役割を確認します。

夜勤は日勤より働く人の人数が少ないです。

そのため、役割が重複してきます。

ベビー係/妊婦/褥婦/分娩/リーダー
これらの役割をいくつか受け持ちます。
ベビー係をしながら妊婦も受け持つ、ということもしていきます。
負担が大きく感じるかもしれませんが日勤ほどの業務量ではないことが多いです。

情報収集

夜勤では役割が多いこともあり情報収集の量も多いので

効率的に情報収集することを意識した方が良いです。

そうしないと全体を把握する前に業務が始まってしまいます。

時間で決まっているケアや点滴内服管理など

タイムスケジュール表を大まかに書き出し、忘れないようにアラームをかけておく

などしておくと忙しさで忘れてしまうことを予防しやすいです。

情報収集しながらタイムスケジュールを組んでいきましょう。

 

 

申し送り

日勤の方から申し送りをもらいます。

全体的なこと(患者数や院内の連絡事項など)や、

個々の患者のことは電子カルテに書いてあること以外に追加があれば申しおくられます。

分娩係で進行者がいる場合は、細かな申し送りを口頭で受ける場合が多いです。

 

 

ペアとの情報収集/受け持ち開始

分娩係で進行者がいる場合は

ペアとの情報・業務スケジュール確認が終わり次第すぐにケアに入ります。

受け持ち後すぐに行うケアがなくても、受け持ちの方に挨拶しておくことは大切です。

夜の担当は自分であることを認識してもらい安心してもらうことや、

分娩の進行状況は急激に変化することも多いので

どのような場合にナースコールしてほしいのかを伝えておくことはとても大切です。

 

 

夜勤で実施する仕事

日勤で行うような仕事に加えて、以下の仕事がある場合が多いです。

物品チェック/消防点検/夜間の点滴チェック など…。

忙しい日勤では難しい点検業務などを実施します。

これらも含めてタイムスケジュールを組んでいきましょう。

 

 

休憩/夕食

業務の合間に順番に休憩をとっていきます。

夕食〜朝食の間は時間が空いているので、間食も持っていくことをおすすめします。

 

 

仮眠

仮眠に入る前に、残ってくれる方に申し送りをしっかりします。

自分がいない間に対応してほしいこと

例えば点滴の更新や患者対応、起こり得ることの説明

(赤ちゃんが起きたら〇〇号室の人からナースコールが来るかもしれません、など。)

をしておきましょう。

仮眠は2時間程度取ることが多いです。

忙しい場合は全く休憩が取れないときも…。

この短い時間でいかに体を休めるかが大切です。

Pはいろんなアイテムを使っていました。

肌が乾燥するので保湿をしたり、ホットアイマスクを使用したり、

暖かい飲み物を飲んだりしていました。

寝れないときは無理に寝なくても良いので、目を瞑って横になります。

 

 

朝の業務

朝は6時ごろから忙しくなります。

▼朝の業務

点滴の準備・更新/分娩誘発の準備(部屋の準備や移動、ルート確保やモニター装着など)/授乳介助/妊婦・産婦・褥婦のバイタルサイン測定/児のバイタルサイン測定/内服チェック/分娩介助

日勤の方が来るまでにやることはたくさんあるので

スケジュールをしっかり組んでおく必要があります。

 

 

朝食

業務の合間に順番に朝食を取ります。

Pの感覚として、深夜3時ごろ〜明け方が一番眠気がくるので

コーヒーを飲んで目を覚まします。

夜勤明けで帰宅する頃にはお昼近くなってしまうのでお腹が空きます。

また、朝の業務も忙しく体力勝負。

なのであまり軽すぎないような朝食を取るように心がけていました。

例えば、コーヒーとクロワッサン、茹で卵、バナナ。

おにぎりと味噌汁など。

 

 

日勤スタッフへの申し送り

日勤のスタッフが来るまでに、電子カルテの記録をできるだけ終えておきます。

それまでに記録できなかったことは口頭で申し送ります。

申し送りまでしっかりと終えたら、やっと勤務終了です。

 

 

夜勤のメリット・デメリット

夜勤のメリット・デメリット比較

メリット

デメリット

給与

夜勤手当が加算され、月収が増える

日勤のみと比べて収入のばらつきがある

勤務形態

勤務日数が少なく、自由時間が増える

生活リズムが乱れやすい

人間関係

人数が少なく、落ち着いて働ける

トラブル時の相談相手が限られる

スキル面

急変時の対応や判断力が身につく

精神的負担が大きい

生活面

平日昼に時間が取れるため、役所・病院に行きやすい

睡眠不足・体調不良になりやすい

プライベート

平日の外出がしやすく、混雑を避けられる

家族や友人とすれ違いが増える

キャリア

夜勤経験が評価される職場もある

夜勤を続けられないと選択肢が狭まることも

 

夜勤がきついと思ったときのお守り

夜勤にはたしかに「稼げる・時間が取れる」といったメリットもありますが、実際に働いてみると想像以上に身体と心に負担がかかることも多いです。

「夜勤明け、寝られない」「疲れが取れない」「休みなのに何もできない」
――そんな悩みが積もっていくと、どれだけやりがいのある職場でも続けるのが苦しくなってしまいます。

もうちょっと自分を大切にして働きたいな」と感じたら、

夜勤のある職場にこだわりすぎずに、働き方を見直すタイミングかもしれません。

👉 あなたに合った働き方を見てみる

 

 

さいごに

夜勤のイメージが少しでもできれば幸いです。

今まで夜勤をやってきて、分娩は夜に多い印象があります。

そのため忙しい印象がありますが

少しでも楽しめるように好きな間食を持って行ったり

スキンケア用品を持って行って行ったりしていました。

みなさんも実際に夜勤をやることになったら

少しの工夫で夜勤への気持ちが軽くなるので、ぜひやってみてくださいね✨

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