【グループワークのコツ】看護学生・助産学生のグループワークがうまくいく6個のポイント

【グループワークのコツ】看護学生・助産学生のグループワークがうまくいく6個のポイント

こんにちは、Pです。

今回は、グループワークがうまくいく方法についてお話ししたいと思います。

以前、このような記事をお伝えしました。

その中でもグループワークについて触れていますが、今回は詳細をお伝えしていこうと思います。

グループワークが苦手という声はよく聞きます。

グループワークは個人で行う課題より難しいです。

理由はこちら

グループワークが難しい理由

  • 自分だけのペースでは進められない
  • グループで課題を進めるのが難しい
  • モチベーションが人それぞれ
  • グループ分けによって質に差が出やすい
  • 人間関係が難しい
  • 意見が合わない

これらの理由を解消し、グループワークがうまくいく6個のポイントをお伝えしていきます。

それではいってみましょう!

 

グループワークがうまくいく6個のポイント

グループワークがうまくいく6個のポイント
  1. 目標を定める
  2. スケジュールを調整する
  3. 役割分担を行う
  4. 妥協点を見つける
  5. 他のグループとの差は気にしなくてOK
  6. グループワークの人間関係は期間限定であると考える

ひとつずつ見ていきましょう。

1.目標を定める

グループワークの課題が出たら、課題を終わらせるまでの大まかなスケジュールを定めると良いです。

(例)保健指導の課題が出た場合のスケジュール

★テーマは決められている、指導案必要、発表あり、必要時資料作成

  • テーマ内容について調べる
  • 保健指導の内容を考える(個別性を加味した上で)
  • 指導案を作成する
  • 口語原稿を作る
  • 必要な資料を集める
  • 必要な道具を集める
  • 配布資料を作る
  • 発表の練習をする

 

(例)ペーパーペーシェントに対する保健指導の課題が出た場合のスケジュール

  • テーマ内容について調べる

  〇/〇の集まりまでに各自調べてくる。

  • 保健指導の内容を考える(個別性を加味した上で)

 〇/○に集まってみんなで話し合い。

 保健指導の内容ごとに役割分担をして△/△までに進めてくる。

  • 指導案を作成する

 △/△に集まる。

 各自やってきたもの合わせてみて、みんなで内容を検討する。

  • 口語原稿を作る

 保健指導の内容ごとに役割分担をして□/□までに進めてくる

  • 必要な資料を集める

 集まりの度に各自で担当の分を持ってくる。

  • 必要な道具を集める

 指導案が固まってきたら早めに準備する

  • 配布資料を作る

 発表の1週間前には取り掛かる

  • 発表の練習をする

 発表の3日前には練習する

これだけの過程と目標が必要になるのですが、これを意識せずに感覚で進めることが多いかと思います。

意識していないと、期限から逆算して動けず課題が間に合わない可能性も出てきます。

もしくは、焦って作るので質が落ちてしまうことも

そうならないためにも、目標を定めることが大切です。

 

2.スケジュールを調整する

目標をもとに、スケジュールを調整していきましょう。

グループワークの場合、話し合いの時間や資料を作るなど

ある程度の時間を共有しなければなりません。

そのため、グループワークのための時間を確保しておけるかがスムーズに課題をこなすための鍵になります。

人数が多いほどスケジュールを合わせるのは難しいです。

グループ全員で集まるのは難しいこともあります。

しかし、集まることを怠ると課題の質や各個人の負担増加にも関わってきます。

そのため、グループワークの課題が出たら早い段階でスケジュールを調整することをおすすめします。

 

3.役割分担を行う

役割分担をしておくと時間を効率的に使えますし、負担の偏りも防止できます。

(例)役割分担
  • テーマについて調べてくる
  • 資料を集める
  • 症例をまとめてくる
  • アセスメントの項目

など分担していきましょう。

 

4.妥協点を見つける

グループワークを進めていくと、課題の質をどこまで上げていくかなどモチベーションに差が出てきます。

とても頑張りたい人もいれば、最低限の頑張りで済ませたい人もいるわけです。

この場合は、妥協点を見つけましょう。

例えば、1.目標を定める で決めた内容がこなせればOK、など。

共通認識を持つようにして、妥協点を考えていきましょう。

意見は合うものではなく互いに歩み寄り妥協点を見つけていくものです。

 

5.他のグループとの差は気にしなくてOK

グループワークにおいて、他のグループと差が出るのは当たり前です。

人も違いますし、そうなると展開の仕方もモチベーションも変わるからです。

むしろ、その差が学習の機会になります。

課題の発表の際に、他のグループの発表から自分が吸収して活かすことができればOK

良いと思ったところを活かしましょう。

 

6.グループワークの人間関係は期間限定であると考える

グループワークの際に、人間関係が良いに越したことはありません。

しかし、絶対に仲良くしなければならないわけではありません。

自分の意思ではなくランダムに組まれるので、気が合う人もいればそうでない人がいるのは当たり前です。

その人間関係ばかりに気持ちを持っていかれると、グループワークはうまくいきません。

グループワークのグループは課題が終わるまでの期間限定なので、勉強のために割り切って考えることも必要になってきます。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

看護学校・助産学校では、全期間を通してグループワークがある印象です。

看護師・助産師として働くようになっても、看護研究や資料作成など、グループワークのように他者と協力して何かを作り上げるということは多くあります。

今回は、グループワークがうまくいく6個のポイントをお伝えしました。

これが今にも、将来にも役立ち、皆さんが看護師・助産師である自分を楽しんでいけますように。

今回も最後までみてくださってありがとうございました。

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